BC Place Stadiumの屋根しぼむ

アイスホッケーの試合やコンサート、見本市などが開催され、オリンピックの開会式＆閉会式も行われた、バンクーバーのランドマークのひとつでもあるBC Place Stadium、新しい屋根の取り付け工事が行われることに先立って、古い屋根が取り外されるとニュースで知り、すぐ近所なので見に行ってきました。

Cambie Bridgeから見た、まだ屋根を取り外す前のBC Place Stadium。
この風船のようなドーム型の屋根（こちらの人は「マッシュルーム」と呼んでいます）、ポリテトラフルオロエチレンという素材でできているそうで、巨大な扇風機のようなもの（？）を16台も使って膨らませていたのだそうです。

見物する人々もだんだん増えてきました。

実はこの取り外し工事は月曜に行われるはずだったのが、天候が悪かったため火曜日に延期になり、月曜の予定は10時からということだったのだけれど、結局屋根がしぼみ始めたのは11時すぎ。

しぼみ始めてから15分ほどで、後ろの山が見えるくらいぺっちゃんこになりました。

すっかりしぼんで、何も見えなくなりました。

こちらのヤフー・ニュースでは

「B.C. Place dome goes from marshmallow to pancake（BC Placeの屋根、マッシュルームからパンケーキへ）」

と報じていました。

ちなみに新しい屋根は、開閉式になるそうです（新しい屋根の詳細についてはコチラ）。

こちらはダーがオフィスの窓から写した、しぼんだ屋根。

この巨大な素材は捨てるしかないのだろうかと思っていたら、ちゃんとリサイクルするのだそうです。

この日は午前中の気温が10℃を切ってかなり寒いなか、朝の10時から1時間以上も待ってこの解体ショー（？）を見物するバンクーバーの人たちと同じく、自分も相当ヒマだなあ、と再確認した一日でした（笑）