Stawamus Chief, Second Peak (Centre Summit) Trail

日曜日は、SquamishのStawamus Chiefにハイキングに行って来ました。
人気のハイキング・スポットで、バンクーバーのダウンタウンからはウィスラー方面に1時間ほど走ります。

このStawamus Chiefはおおまかに分けるとFirst Peak (South Summit)へ向かうルート、 Second Peak (Centre Summit)へ向かうルート、そして Second PeakからさらにThird Peak (North Summit)に向かうルートがあり、今回はSecond Peakへのトレイルを歩くことにしました。
傾斜が急で切り立った崖が多く、ハイカーだけでなくロック・クライマーもたくさんやって来ます。

というわけで、さっそく入り口から乗り越えなければいけないデカい岩があり、いきなり股関節が外れそうになります（笑）
標高差は約600m、このトレイルは基本的に「歩く」というより「登る」という感じなので、足だけでなく全身の準備運動をしておいた方がいいかもしれません。



入り口の看板には「This trail is NOT a walk in the Park !」と書かれています。
のんびり歩くハイキングとは訳が違いますよ！という警告です。


（ダーの撮影）

とにかくひたすら登ります。
最初の40分ほどが一番傾斜があってしんどいです。
大きな岩が多く、また危ないところには階段が設置されているものの、その一段一段が高いのでそれに合わせて足を高く上げなければならず、標高差以上に体力を使います。





First Peakと Second Peakの分かれ道にある看板。
First Peakは片道3キロほど、Second Peakは片道約5キロです。


（ダーの撮影）

道なき道（？）をひたすら登ります。



ハイカーたちが崖に沿って登っているところ。
ここは人気スポットだけあって、本当にたくさんのハイカーたちに会いました。
すれ違うハイカーたちとおしゃべりをするのも、ハイキングの楽しみのひとつです。
同じ目的に向かっているという仲間意識が芽生えるせいか、お互いに励ましあったりします。
途中であまりにもしんどくなってトレイル脇に座りこみ
「頂上まであとどのくらいかかるかなんて、頼むから言わないでくれ」
なんて自嘲気味に言っていた人もいて笑えました。



ヨロヨロと登るワタクシ。


（ダーの撮影）

頂上が近づくと梯子を登ったり、設置されているチェーンをつかんでよじ登ったりしなければいけません。
このトレイルは手をつくことが多いので、（特に女性は）軍手みたいなものがあると便利だと思います。
やたらに狭い通路のようなところが一ヶ所あり、体重オーバーの方は体重を落としてから行く方が安全です（笑）





登りに登って1.5時間、ようやく頂上です。
ちょっとスモッグがかかっていたのが残念でしたが、それでも素晴らしい眺めでした。





これがSecond Peakから見たFirst Peakです。
てっぺんに座っているハイカーたちが見えました。
ここは中国の墨絵のような、ちょっと不思議な景色が楽しめるのが魅力です。



スペインからの留学生のグループ。
この日は英語、スペイン語、イタリア語、ロシア語、ドイツ語、韓国語、北京語、広東語などなど、あらゆる種類の言葉が聞こえました。



しばらく休憩した後、地獄の下りへ。
フットワークが軽いのだけがとりえのダーは、いつもひょいひょい下っていくのだけれど、わたしは最後の方はもうヘロヘロになってついていけません。
しかもなぜ毎回ベジタリアンで偏食のダーだけが筋肉痛にならないのか、不思議（というか何かくやしい）でなりません。





というわけで、またまた筋肉痛の週明け。
この年になってこんなに筋肉痛になるなんて、こちらに来る前は夢にも思いませんでした・・・
しんどいのだけれどバラエティに富んでいて、人気のある理由が納得のこのStawamus Chief、今度はThird Peakまで行きたいと思っています。