「vast」なカナダ

2008年6月13日

これほどいろいろと旅をしたのに、なぜかカナダという国に興味がなく、ダーと知り合うまでカナダが世界で二番目に大きな国であるということすら、恥ずかしながら知らなかったわたし。

まだカナダ国内を旅したわけではないけれど、ちょっとバンクーバーの郊外に出て人影の全くない地平線を眺めたり、テレビで天気予報を見たりするだけで、日本人には想像もつかないこの国のデカさを感じることができます。

なんといっても国土面積は日本の約27倍(バンクーバーが属しているブリティッシュ・コロンビア州だけでも日本の2.5倍)、しかも驚きの人口密度は日本が337人/km²に対してカナダは3.3人/km²。

とにかく日本語の「広い」という言葉だけでは表現しきれず、こちらの人がよく使う「vast(広大な、広漠とした)」という単語でないとしっくり来ない。

そんな広いカナダ、こちらの人は長い距離を飛行機も使わずに平気で車を走らせることが多いようで(鉄道はあまり発達していない)、ダーの友人などは家財道具一式を詰め込んだトラックでオタワに引っ越して行きました。
その距離およそ5000キロ、5日ほどかかったらしい。

先日結婚パーティーのために、Winnipegというところから駆けつけてくれたダーの叔父さんと叔母さんも車だったらしく、どのくらいかかるのか尋ねると
「24時間くらいで着くよ。のんびりいけばいいんだよ」
とケロッとしていました。
夫婦の推定年齢は60歳、走行距離はおよそ2400キロ。
ちなみに日本の全長は約3000キロですよ、みなさん。

写真は、バンクーバー郊外のDeltaにあるBoundary Bayというところ。
地平線と水平線が一度に見られます。

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