BC州バンクーバーでの結婚手続き

2008年6月4日

カナダでは州によって結婚の手続きが違うようです。
バンクーバーでは、How to Get Married in BCというブリティッシュ・コロンビア州のサイトに従って手続きをします。

①結婚許可証(Marriage Licence)の申請
サイトで結婚許可証を発行してくれるところを探します。
チャイナタウンの小さな保険会社が一番家から近かったので、そこに行って許可証を発行してもらいたい旨を伝え、ダーのID(運転免許証)を見せ、二人及び両親の名前、生年月日、出生地、離婚歴などを伝えて、許可証を発行してもらいました。
二人のうちどちらか一方の身分を証明するものがあれば良いようです。
結婚式の最低3日前までに申請することが必要で、代理人は不可、申請料は$100です。
許可証の有効期間は通常3ケ月なので、有効期間内に婚姻する必要があります。

②結婚公証人(Marriage Commissioner)を探す
同じサイトで(正式な費用のほかに交通費も支払わなければいけないため)、なるべく式場の近くに住んでいる公証人を探します。
ダーの弟夫婦の家で簡単にホーム・パーティーをする予定だったので、その弟夫婦の近くに住んでいる公証人を探しました。
メールや電話などで公証人に連絡を取り、スケジュールの確認をし、都合が良ければ予約をします。
費用は$75と交通費(ガソリン代)$25の、合計$100でした。

③結婚式を挙げる
教会で正式に結婚式を挙げることもできれば、市役所で簡単な婚式をすることもできます。
わたしたちの場合は、ダーの弟夫婦の家で13時から簡単な婚式(親族の前で結婚公証人の言葉を復唱して誓いの言葉を述べ、指輪の交換をする。15分程度)を行い、その後15時から20時まで「open house」という、招待客が出入り自由のカジュアルなパーティーを結婚式の代わりにしました。

④結婚証明書(Marriage Certificate)の取得
婚式が終わると、立会人(ダーの弟夫婦)及び自分たち自身のサインを、持参していた①の結婚許可証に記入して公証人に手渡し、費用を支払います。
公証人がそれを州当局(Vital Statistics Agency)に郵送すると、後日そこから正式な結婚証明書(Marriage Certificate)が送られてきます。
これで「(日本的に言うと)入籍しました」ということに。

⑤日本大使館/領事館に届出
その後結婚証明書と戸籍謄本を持って日本大使館/領事館に届出をすると、日本の戸籍上も婚姻したことが記載されるようですが、これについてはまたそのときにでも書きます。

というわけで特に難しいことはないんだけれど、入籍だけに合計$200(約2万円)もかかるってどうなんでしょう。

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